Joy'n / 2010

井上幸次郎　Kojiro Inoue

私達は普段は舞台美術やテレビのセット等を作る制作会社で働いています。去年は私達が作り出したステージの上で様々なパフォーマンスや演劇を見て感銘を受けました。また、自主企画でのワークショップを行い、新たに本業の意味を再発見しました。今年も去年に次ぎ楽しませるよりも楽しむインタラクティブな作品になったら思います。

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石井隆浩 Takahiro Ishii

京都市立芸術大学卒業後、東京にて活動。
庭や神社の空間をテーマとしたインスタレーションの他、
土の感覚をテーマとした彫刻を制作・発表している。

http://www.tiworks.info/

トロールの森2011 作品

開かない扉

見ることも触ることもできる「開かない扉」を公園内に設置する。
この「開かない扉」は文字通り開かないため、
　・その向こう側へ行くことができない
　・その向こう側を見ることができない
　・その向こう側は想像するしかない
機能を持つ扉である。

ドローイング実験 / 2011

ジェイミ・ハンフリーズ Jaime Humphreys

様々な素材を用い線を描くという行為を通して、特有の場とその場の表面を探検するインスタレーションを作っている。
善福寺にある桃井第四小学校で、継続的にアートワークショップを展開している他、様々なコミュニテイープロジェクトに携わる。

池田 哲 Satoshi Ikeda

大学院卒業後、英国を中心に作曲・パフォーマンスを行うが、社会と前衛音楽の関係性に疑問を持ち、 帰国後は一旦活動を休止。疑問の解決には至ってはいないが、近年活動を再開。 微分音、音色、スペクトラ、特殊奏法といった観点・方法論を用い、新しい表現方法を模索中…

トロールの森2011 作品

「チョークライン・プロジェクト」

日本の学校でよく目にする開校記念写真（学校全員参加の航空写真）からインスピレーションを得て、校庭で桃四の児童との恊働映像作品を作る。音楽家池田哲と児童のコラボレーションによるサウンドトラックも合わさった映像作品を、桃四で上映する。2012年に、開校してから８０周年を迎える「桃四」にて、新たな創造性をインスパイアする ことを願う。

上映日程
3 (Thu), 5 (Sat), 12 (Sat), 13 (Sun), 19 (Sat), 20 (Sun) 17:00 - 19:00
場所：桃井第四小学校（西口扉付近）

「スズナリの夜」 / 2008

川上 和歌子　Wakako Kawakami

頭のない「ひとがた」、自分を模した表情のないおかっぱの人形、
巨大化したインコなど、布を使ったインスタレーションを展開している。
100個、1000個と無数につくり、自分の周りを 覆いつくすことで
「空っぽ」の場所をつくることをめざしている。

http://www015.upp.so-net.ne.jp/wakako/
http://wakopwakop.exblog.jp/

トロールの森2011 作品

さくらハイツ

公園の高台にある、この無意味な構造物。
以前、巨大なインコのアパートをここにつくりました。
今年は桜のハイツをつくります。日本人が大好きな桜です。
今年の特別な春に咲いた桜のことを思いながら、
平等に、真面目に、きちんと、枯れない桜を、
散らないから大きくなってしまった桜を、
この殺風景な構造物いっぱいに咲かせたいと思います。

「I.H.K.Y.I.H.K.Y...」 / 2009

黒野 裕一郎 Yuichiro Kurono

素材は主に石膏やパラフィンを使い、瞬間的で、断片的、不可逆性な自身を繋げていくことで、
その集積を作品として制作活動をしている。それは場所と重なることで、さらに強度を増すことだろう。

http://www.kuronoroku.net/

トロールの森2011 作品

逃げ水

いくら追いかけても追い つけない逃げ水を題材に、
水が公園中を逃げ回ります。

葉の舟 / 2010　撮影 / Kai Tirkkonen

丸山 芳子 Yoshiko Maruyama

社会、歴史、土地などにまつわる事象から浮かび上がる、人の営みや人間性をテーマとし、サイトスペシフィックなインスタレーションや絵画などを制作。国内外での発表や国際展の企画運営を通し、多様な人々との交流をはかる。

http://members.jcom.home.ne.jp/maryoshi/index.html

トロールの森2011 作品

万物のサイクルの上で

善福寺公園に今も残る武蔵野扇状地の末端の地形。この大地形成の現象を調べるさなか、地球は M9.0の身震いをした。人間にとっては脅威でも、これは大きなサイクルで繰り返す自然現象に過ぎず、人間は、その表層でほんの一時を生きる生物だ。廃墟から立ちあがり、この天地宇宙の万物にしなやかに添って生きていこう。

“Sorairo Project” / 2011

丸山 常生 Tokio Maruyama

身体、居住空間、都市などを包括する広義の「環境」を発想源とし、インスタラクション（install -action）と称される造形的「もの作り」と身体的「こと作り」が統合された独自のアートワークを展開している。

http://members.jcom.home.ne.jp/martokio/

トロールの森2011 作品

「風をよむ」

善福寺公園と桃四小学校を結ぶ軸線を想定し、公園内の樹間上の空間と小学校西門の二カ所で作品を設置する。
その軸線と、地域の人々や小学生たちの空へ向ける「眼差し」を絡ませてみる。その「眼差し」の彼方に、さらに大きく広がる環境を流れる、眼には捉えられない「ある風」の気配をよんでみる。

植巡り / 2007.12

村山 修二郎　Shujiro Murayama

「アートと植生と人と地域」のつながりと関わりをキーワードにした、様々なコミュニティーアートを企画・主催している。

http://plantart.exblog.jp

トロールの森2011 作品

善福寺公園の植物 の記憶　−すべての緑はつながっている−
・植物の光と色と音［作品／芸術］
・植巡りin善福寺公園［地域／社会活動］
・緑のランドセルアート［教育／ワークショップ］

善福寺公園の植物の記憶と題して、３つのプロジェクトが植物の記憶で一つに結びつけた企画で展開する。
まず、「植巡りin善福寺公園」では社会地域活動として自由参加植物 巡り企画。次に、「植物の光と色と音」では、公園の植物を再考させる作品。最後に、「ランドセルアート」桜井第四小の児童がランドセルに絵を描く企画。

Wintry blasts / 2008 モエレ沼公園

西山 仁　Hitoshi Nishiyama

作品制作するのは私にとって冒険的行為なのです。そして冒険の結果として作品ができます。探検隊はあるだろうが冒険隊 とは聞かない、個人的行為なのです。探検もいいけれど、作家はもっと冒険すべきなのです。

http://web.me.com/nissiy

トロールの森2011 作品

Encouragement of Metamorphosis

構造、本質等の完全な変化、著しい変化、動植物の成長 に伴う変態、それらを奨励すること。野外で展開でき、汎用素材を使い、サバイバルスキルで絆によって作られる。自然界に存在する構造を参照し空間を構成して行くことを試みる。その形態は幼虫から成虫へ変態する過程の繭を目指す。

翳り行く部屋 / 2009

岡田裕子　Hiroko Okada

恋愛・出産・子育て・家族など、自身の生活体験から発想し、社会性メッセージを秘めた作品を制作し、国内外で発表。表現形態はビデオ、インスタレーション、平面など多岐に渡る。

http://hirokookada.at.webry.info

トロールの森2011 作品

Right To Dry

乾燥機の利用が大半を占める 欧米で近年注目の運動「Right To Dry--洗濯物を（屋外に）干す権利」は、エコロジーへの配慮のみならず、様々な社会問題を内包した現象だ。思えば、このところ日本も外干しはタブーとする風潮が。RightTo Dryへのオマージュと、私自身の洗濯物へのノスタルジーのインスタレーション。

早すぎる雪 / 2009

カトリン・パウル　Katrin Paul

カトリン・パウルは、近年では、写真として、「黒、白、光」を探求している。その結果として、アナログ写真の過程との身近な関係性を持ちながら、食塩、小麦粉、灰、石鹸といった日常の素材を紙、アルミホイル、グラス等の表面に合わせる 実験的な作品を作り始めている。これらの作品は、自然現象を真似たり、感情的な状態を視覚化しているが、もっとも重要なのは、いわゆる日常や普通のことに対する我々の形通りの認識に問い掛けをしていることである。

http://www.katrinpaul.com/new-work/

トロールの森2011 作品

早すぎる雪Ⅱ

「早すぎる雪Ⅱ」は、気候の変化に対するステートメントだけではなく、何がどこに、いつ、どのように起こっているかに対する認識と期待に問い掛ける。今回のインスタレーションでは、ビニールの上に雪片を捕え、もちろん実物を使うのではなくて、塩水の結晶で作る。天然の素材から作られた雪が、フレームの中に間違った季節に積もることは、現実をひっくり返すような行為となるだろう。これは、大都会に住んでいる人達が経験する、信じられない矛盾した現象と似ているかもしれない。

3xeend / 2011

ヤック・ピーターズ　Jak Peters

私の作品は、しばしば工芸品のように見える。
言い換えれば、”いじくっている”かのようだ。素材との遊びである。
卒業後、現場で幾つかの作品を作った。小屋のような作品も、繰り返される構造が見える作品もあった。
ときどき、小さい机の前に立て、小物や本、いたずら書きやドローイングに手を付ける。普段は、自然に方向性が見えて来るが、ときたま事前に、着想を思い浮かぶ。現在は、自宅で音楽を作り、主に手掛けているストップ・モーション・アニメーション作品と組み合わせている。これらの映像は、今回の展覧会で造る映画館に上映する予定。

http://www.jakpeters.nl

トロールの森2011 作品

ビオスクープ・ピクチャーハウス

廃材を使って、ビオスクープ（映画館）を創りたい
素早く出来上がり、ぼろぼろした状態のまま。
この映画館は、限定された時間に開館する。
告知として、チラシを作り、近所に配る。
上映の間、私と他の人達は音楽を作る。

Ice painting / March 08

ビリースタイルズ　Billy Styles

色の相互作用は、自然の力が作り出す状況に起因することを、描き出す痕跡が語っている。各々の作品は、まわりの環境と 緊密に関わり、各顔料が置かれた範囲、色の動き、位置、構成によって作用しているだろう。これは、我々人間がどのように自然と相互に関わっているかということ、そしていかに持続可能な新しいエネルギーの源がますます重要となってきていることに由来している。パフォーマンスや、残された形による、これらの自然の美は、我々の内在する精神とエネルギーと資源革新の必要性と繋がっていく。

http://www.billystyles.co.uk

トロールの森2011 作品

海へ

「一時的な利益のために、自然を操作して破壊する 征服者として人間を考えるなら、大変な危険を及ぼすであろう」宮沢賢治。
この引用をもとに、「海から」は、大洋の生物多様性の枯渇や 減少をもたらす、誤っ た管理について子供達に考えさせることを意図している。しかし、この問題は、社会の様々なレベルと関係する複雑な問題で あり、単なる世界の食品生産の一片 ではなく、気候の変化、エネルギー、人口、水の問題に緊密な関連をしている。地元の子供たちの考え方を表している、このインタラクテイブな作品が、鑑賞者に語りかけ、反応させる。

アートマンシップ / 2009

高島 亮三　Ryozo Takashima

作品に接した人が、それにも増して自分自身が、「これは何だろう？」とドキドキしてしまうような、「物」や「事」の表現を追求していきたい。

http://www.kamisky.jp

トロールの森2011 作品

未完成な住宅街

たぶん、永遠に完成しない、閑静な住宅街。

桃井第四小学校 企画 作品

0円均一 桃四商店街

「トロールの森2011」の会期中、杉並区立 桃井第四小学校 （通称＝桃四）児童が主体となって,桃四学区内に「0円均一」（不用品による軒先商店）のお店を自主的に開店します。

Dream, 2003, Haramachi Concert Hall

アンテイ・イロネン　Antti Ylönen

彫刻家、アンテイ・イロネンは、作品に含まれる感覚と時間性を重要にしている。人に接触を呼びかけているかのような作品は、鑑賞者に、日々のあわただしさや日常の経験の中で、立ち止まることを強いている。イロネンは、スペイン、トルコ、インド等、海外でも制作しており、日本では、「トロールの森2011」 以前にも、2002年東京で、遊工房アートスペースのAIRプログラムへ参加、また、2003年には福島県の原町コンサートホールへの委嘱作品プロジェクトで招聘された。今回3回目の来日となる。イイ、フィンランドにある「クーットゥルカウッピラ・アートセンターの創設者の一人。

http://www.anttiylonen.fi

トロールの森2011 作品

触れる

長年に渡り木彫刻作品で指紋というテーマを扱ってきたが、別の素材を使った環境アート作品に変換したいと考えるようになった。当初は日本石庭を模して石や砂を使う予定だったが、この公園の花の無い桜の木を見た時に、新しいアイディアが浮かんだ。乾いた木の枝を使って落ちた枝が、あたかも私の指紋を描いたかの様な印象を与えることで、私の指紋と‘空っぽ’の桜の親密な関係を表現したい。

回帰─再生 / 2006

横山 飛鳥　Aska Yokoyama

光と空間を問うインスタレーションをつくる。水、蓄光塗料、塩など、様々な素材を用いながらも、常に光に満ちた世界を創り出す。それはまるで、海底から空を見上げるような。

トロールの森2011 作品

方舟

自然の大いなる力を前に、
私たちに、そしてアートに、何ができるのか問う。

たしかなことはひとつ。
人の絆、希望への願いは消えないということ。

まだ見えぬ未来へ、この想いをつないでいきたい。
方舟に君をのせて

踊れ！かっぽれ / 2010

かぽーれ・かぽーれ・よいとな　Kappore, Kappore, Yoitona

桃川流かっぽれの名取りである、桃川亜太坊の指導による、善福寺地域のかっぽれ踊りのグループ。メンバーは、桃川亜太 坊、大塚栄子、山田しづ子、蓮沼登代子、あらきひとみ、雪竹育代、洲永敬子、益子みい、猪熊洋子、植田ゆうこ、片岡哲也。

トロールの森2011 パフォーマンス

踊れ！かっぽれ

桃川亜太坊指導の地域のかっぽれグループ「かぽーれ・かぽーれ・よいとな」が、江戸時代から続くかっぽれを踊る。かっぽれとは、伊勢音頭・深川・大津絵・奴さん・かっぽれの五つの踊りが基本で、男踊り特有の手や足の大きく滑稽な振り、粋な江戸芸としての情緒が見どころ。組おどり以外に『桃太郎』、森繁久弥の歌う『フラメンコかっぽれ』も上演予定。

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ぜんぷくトリオ　Zempuku Trio

橋本フサヨ、鈴木秀城、小泉文乃によるパントマイムグループ。’10結 成。各地のライブハウスやカフェなどで精力的にライブ活動を行い、全部を観に回る熱心なファンも多い。今回は、うち二人による公演となる。

トロールの森2011 パフォーマンス

野外劇『いのちのオンパレード』

パントマイムグ ループ「ぜんぷくトリオ」の橋本フサヨ、鈴木秀城による野外マイム劇。善福寺公園の上池の周りを一周しながら、独特のユーモアと研ぎすまされた身体表現によって、“いのち”が生まれ、育まれていくことの凄さを表現する。 小さいこどもから大人まで楽しめ、「トロールの森」参 加作品とのコラボレーションも行う。雨天決行。

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橋本フサヨ　Fusayo Hashimoto

パントマイマー。桃川流かっぽれ名取。
清水きよしにマイムを師事。’83からマイムソロ活動開始。
'86/'87/'96市川猿之助歌舞伎『御贔屓繋馬』『四天王楓江戸粧』に大蜘蛛役で出演。
'96フランス・アヴィニヨン演劇祭にて、自作自演のソロマイム『失楽園』で１ヶ月のロングラン公演。
'09『うせものいづる』（演出・鄭義信）に作・出演。
'10桃川流かっぽれで名取となり、桃川亜太坊を名乗る。ライブ『マイムdeかぽれ』活動中。

トロールの森2011 パフォーマンス

こどものための『フーマイム』

パントマイマー橋本フサヨによる、こどものためのマイムショー。保育園や幼稚園のこどもたち の朝のお散歩の時間帯に、善福寺公園のどこかで、20分間のマイムの公演を行う。公園にやってきたいたずらウサギが、園児たちを巻き込んで「ポーズ・プロポーズ大作戦」を繰り広げ、上を下への大騒ぎ！
公園に遊びに来た親子連れの方もぜひどうぞ。

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Fantastic Girl

イラストレーションの展示、Tシャツデザイン等の活動をする 中、昨年netabaroxとしてトロールの森に参加（ステージ・モニュメント）。
今回は小森谷奈保として初のパフォーマンスに挑戦する。

トロールの森2011 パフォーマンス

妖精の住む森

トロールの森“まちと森をつなぐかたち”をそのままコンセプトに、
参加型のパフォーマンスで いつもと違う森の風景を創り出す。
人と人との交流と、アートと音楽のコラボレーションを目的とした空間造形。
タイトル “Forest where fairy lives” の通り、妖精の住む森をイメージした１時間弱の参加型ショータイム！

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ラジオぱちぱち　Radio Pachi Pachi

杉並区善福寺地域で活動しているミニＦＭ放送局で、今年で10周年。正式名称は「ラジオ善北こどもネットワーク」。毎月第2土曜日の公開放送の他、ラジオドラマの製作や動物園・美術館・劇場ツアーなどの文化行事の主催、小学校やこども関係の施設や地域の団体のイベントに参加など、地域活性化も担う。

http://members.jcom.home.ne.jp/radio88/

トロールの森2011 パフォーマンス

ライブ紙芝居『黄金 バット～怪タンク復活の巻～』

ラジオぱちぱちによる、ラジオドラマ の3D版。オリジナル連続ラジオドラマ『黄金バット』（第72作 まで製作、通常放送でオンエア）の登場人物達 が、昨年の好評にお応えして再び観客の前に登場！今年は「復活と再生」をテーマに、巨大ロボットも出現する海上ミュージカ ル仕立て！正義の味方黄金バットと大悪人ナゾーの熾烈な戦いが、いま善福寺公園で始まる！

ラジオぱちぱちライブカフェ

ラジオぱちぱちが運営する、善福寺公園内カフェ。コーヒー、紅茶と手作りのお菓子で初秋の公園を楽しみ、ラジオのライブ放送もあり。
「トロールの森」に参加するアーティストや観客に交流の場を提供するだけでなく、公園内を散策する地域の人々にもこの時だけ出現するカフェを満喫していただき、放送を通して作品の情報提供なども行う。

- / 2010

スカベッキ SCAVECCHI

俳優の岡薫、久保恒雄、音楽家の平岩佐和子によるパフォーマンス・ユニット。昨年の「トロールの森」参加をきっかけに結成。主にこどもを対象に、保育園、幼稚園や小学校で、作品の上演やワークショプを行う。それぞれ個人では、俳優として演劇に出演、音楽家としてコンサート活動や作曲などの経歴がある。

http://www.scavecchi.com/

トロールの森2011 パフォーマンス

うたとおしばい『どうぞのいす』

パフォーマンス・ユニット、スカベッキによる、こどものための音楽劇。
絵本『どうぞのいす』をもとに、歌と演奏 とお芝居で構成し、観客であるこどもたちも、歌ったり体を使ったりして参加。 木の枝やどんぐりや落ち葉、吹く風やそそぐ光など、秋の公園の恵みをふんだんに取り入れて、野外で遊ぶ楽しさも表現する。

「池の畔の遊歩音楽会：音のすむ森に捧ぐ！」 / 2010 (photo 村田荘兵衛)

辻康介・鳥越けい子 Kosuke Tsuji・Keiko Torigoe

・辻康介（声楽家）
独自訳日本語歌詞による1600年頃のイタリア音楽やカンツォーネ等を得意とする。主宰するプロジェクト DaNemo（ダ・ネーモー）の３ユニットの他、「ジョングルール・ボン・ミュジシャン（中世放浪楽師の音楽）」等で活躍。

・鳥越けい子（サウンドスケープ／音遊び）
「音の風景」をテーマに、音文化の調査研究活動をおこないながら、アートとまちづくり、環境をめぐるデザインや保全、都市をフィールドにしたワークショップ等、各種のプロジェクトを展開している。

http://plaza.rakuten.co.jp/nemotsuji/
http://www/sensing-winds.jp/

トロールの森2011 パフォーマンス

「池の畔の遊歩音楽会2011：音のすむ森に捧ぐ！」

善福寺の池は、なぜここに？　公園はどのようにできたのか？
池の畔を歩きながら、池の響きや木々のざわめきに耳を澄ます。歌と語りが土地の記憶を呼び覚まし、地域の風土に想いを馳せる … 善福寺の住人でもある「音遊びの達人」をナビゲータに「放浪の楽師」が詩を歌う、参加者をファンタジーの世界に誘う不思議なお散歩。

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オルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」 Alternative Puppet Theater Gekidan☆Shiki

常に「実験」を目指す、人形劇団。主宰・岡田裕子、顧問・会田誠、共に現代美術家。その他アーティスト、学生、主婦など多様な団員がプロジェクトごとに集結し活動。

http://gekishiki.daa.jp

トロールの森2011 パフォーマンス

オルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」野外公演

公園内にて野外人形劇を行う。アートへの高度な批評性をもつ新作シナリオ （・・・の予定）！

元善福寺風致協会有志　Zempukuji Park History Group