朗読

太宰治作『貨幣』
”Money” by Dazai Osamu



貨幣は見た。人の世のあさましさを。
人の手から手へ渡ってゆく百円紙幣<わたし>が、戦時下の日本を語るという斬新な視点から描かれた太宰治の短編。人の世に絶望し、疲れ果てた百円紙幣は貧しい母子に出会い、最後になにを見たのか。お金とは? 欲望とは? 人の尊さとは? さて戦後の日本に希望の兆しは訪れたのでしょうか。


■プロフィール
2008年より西荻窪在住。からだと息で言葉を伝える朗読を身近な場所で行う。「かぽーれ・かぽーれ・よいとな」のメンバーとしても活動中。